2012年12月27日木曜日

図書館をビジュアルでお知らせするのだ

毎年,新入生オリエンテーションで図書館の使い方を説明しているのですが,その時に活躍するのが「利用案内ビデオ」。学生さんが実際に使っているシチュエーションを見てもらえるので,言葉だけの説明よりも退屈しないようです。
ところで,図書館は「成長する有機体」。利用者ニーズや新しいサービスに対応するため,どんどん中身が変わります。
そこで,今回,利用案内ビデオをリメークしました。前に作ったのが2011年3月なので,約2年でのリメークです。
出演は前回と同じメガフェプスの学生さんにお願いしました。

撮影の様子を私が撮影。

セリフ暗記中。。。

外で撮影。4月のオリエンテーションに使うので,季節は春のつもり。寒いけどコートは着ない!  

 

 出演のお二人以外に,ナレーションの方もいて,3人の学生さんに出演いただきました。
ありがとうございました!

2012年12月4日火曜日

これが宿題

iPad授業で,おすすめのTEDトークをブログで紹介せよ,との宿題が出た。
学生じゃないから宿題しなくてもよいかとも思ったが,半分受講生みたいなモンなので,まじめに(といっても期限切れてるけど)取り組んでみました。

私のオススメはこれ。

Becci Manson: (Re)touching lives through photos


東日本大震災での,写真修復ボランティア。国内で,数多くの人が写真修復にたずさわっていることは知っていたけど,こんなに世界中で,ネットを通じて支援を受けていたなんて,知らなかった。

仮設住宅を建てたり,新しい働き口を提供したり,といったハードな支援も大事ですが,そこにいたるまでの心を支えるのは,こういうソフトな支援なのかも知れないな・・・とあらためて感じた次第。

2012年11月28日水曜日

図書館資料も色々ありまして・・・

図書館資料の中に,マイクロフィルム,マイクロフィッシュ,というものがあります。
資料を電子的にストックできなかった時代,膨大な資料をどうにかしてコンパクトに,長期間保存したい,という思いから生まれた資料形態。
今,これが危機に瀕しています。マイクロ資料が劣化し,利用ができなくなるという現象です。
うちの図書館も,まさにこの状態で,保管している部屋にはいると強烈なお酢のにおいが・・・。このままでは資料にも体にも悪い。
そこで、劣化防止対策をとるべく、劣化状態の調査がはじまりました。
資料はマイクロフィルムが約4000本、マイクロフィッシュが約7000本。この大量の資料を、業者の方が搬出。
来年までかかる調査。劣化防止対策はその後に行います。持っている資料をちゃんと使える状態にし、利用者に届けるためには、長いスパンの作業が必要なときもよくあるのです。


ジュラルミンケースで搬出


マイクロ資料から出てきた酸の影響で、キャビネットにも錆びが・・・
この錆びが空中に舞うと、鼻に強烈な刺激臭が突き刺さります。

2012年11月22日木曜日

モラエスにふれる

講演会「語りでふれる文豪モラエス」は盛況のうちに終了しました。
音響効果も無事乗り切って、みな満足。

朗読のあとのディスカッションでモラエスの心情について質問があって、先生方も解説されていましたが、やっぱり朗読者の方の見方が一番しっくりきました。内面に取り込んで理解しているというか・・・。何事も、道を究めていくということは素敵ですね。

しかし、今回のディスカッションで一番よかったのは、総合科学部長の石川栄作先生のコメント。
「やっぱり、愛ですよ、愛!」
一気に場が和みました。

講演会のチラシはこちら。これも人気でした。

2012年11月21日水曜日

モラエスの講演会は朗読会

明日は、現在開催中の展示会「文豪モラエスの作品世界」に関連して講演会が開催されます。
なんと!今年は朗読会です。図書館の講演会としてはかなり異色・・・。
音響効果や映像効果もある、何とも芸術の香り高い講演会になりそうです。

図書館にはそんな舞台演出できる機材がないので裏方は大変なのですが(今日のリハーサルも大変だったらしい)、出来る限りのよいものをお届けできれば、と思っています。

目と耳で感じる文学。今から私も楽しみです。たくさんのお越しをお待ちしてます。

2012年11月14日水曜日

モラエス登場!

今日,図書館に来た人はびっくりしたに違いない。
等身大以上のモラエス像が到着しました!

今回の展示会&講演会のため,徳島日本ポルトガル協会からお借りしたのです。

存在感たっぷりで,入ってくる学生が「何!?なんかおる~!」と何度叫んだことか。
「何これ,モラエスだって」「モラエス!?」と皆がつぶやきながら通っていきます。

すごい宣伝効果!

何?と思ったら近づいてみてね。そしてぜひ展示会に足を運んで欲しいです。



カウンター前に,どん!とおられます。

モラエスが連れている(?)犬。名前はないらしい。

ハレパネ作業終了

ハレパネ作業は無事に終了し,展示会二日前にしてほぼ完成。
「できた!」とうれしげに展示ケースを閉める・・・ということはしません。

展示レイアウトを完成させてから,2~3日はそのまま置いておくのがポイント。
”寝かせておく”のです。

展示物の固定の仕方が悪くて少し経つと落ちてくる場合があるし,頭を冷やして見直すと,間違いを発見する場合もある。この熟成期間がけっこう重要なのです。
なんといっても,展示ケースの扉を閉めるのが重くて大変なので,開閉は一度だけにしたい!

これが切実な理由だったりして・・・。

こんな感じにできました~。

ハレパネのプロ,「ハレさん」がお片付け中。




2012年11月11日日曜日

次の展示に向けて作業中

ハレパネが散乱中。
今週末までには完成させないと。

次の展示はポルトガルの文人「モラエス」です。約100年前に徳島に住み,ポルトガルに日本の暮らしを書き送り出版して,当時のヨーロッパで大変有名だった人物。
この展示のために,学内のモラエス研究会をはじめ,徳島県立文書館徳島県立図書館など多くの方や機関に協力してもらっています。
さらに,展示の内容について疑問が生じため,国立国会図書館に問い合わせ中。

大変だけど,やってるうちにだんだん楽しくなってくる。そして,我が子のように大事に思えてきます。

展示ケースの下に,展示用の道具が入っています。

黒いのは,アルバムのように原稿をはさんでパネルを作るもの。私たちは「黒パネ」とよんでいますが,本名は「プレパネ」というらしい。
今回の主役,モラエス。後ろにあるのが「ハレパネ」

展示の出番を待つ本たち。東京スカイツリーは片づけるのが惜しいので,とりあえず整列中。しばらく展示作業を見守ってもらってます。



2012年11月8日木曜日

ブクログを貼ってみました

よりカフェの真似をして,ブクログを貼ってみました。(画面右上です→)
図書館職員だもの!
で,今度 講演でおよびする江上さんの本を読んだので,ブクログに登録してみました。

この本は,徳島大学附属図書館でも購入しています。

図書館での,本の場所はこちら

東京スカイツリーの展示終了

6月から展示してた「絵図でみるお江戸今昔~江戸・東京・そして東京スカイツリー~」の展示物を撤去しました。初めて展示会を企画し,思い入れたっぷりだったんですが・・・。
写真は,職員手作りの東京スカイツリーのペーパークラフト。
北翔大学のホームページで,ペーパークラフトの型紙を見つけ,先方に「展示会で使ってもいいですか?」とうかがうと,「大学図書館の展示ならOKです」と快諾していただいたもの。
ご協力ありがとうございました!




2012年11月5日月曜日

ブログをはじめました

ハレパネとは,展示会などで使うパネルをつくるための小道具です。
簡単にポスターや写真をパネルにすることができます。
今,まさに図書館の展示会でハレパネ作業を開始するところ。

ブログも展示も,楽しいものになることを祈りつつ,命名した次第。