2013年3月16日土曜日

さよなら,モラエス

図書館の展示会「文豪モラエスの作品世界」が終了しました。

そして,期間中,図書館のカウンター前で利用者を見守っていた(?)モラエスと犬の像ともお別れの時がきました。
最初は「でかいな!」と驚いたものですが,そのうち風景となり,いるのが当たり前だったモラエス像。
お別れの時は,なぜかこころに「ドナドナ」のメロディーが流れました(あれ?私だけ?)。

3月12日,後期試験の休館中,ひっそりと搬出。

さよなら,モラエス。

大事に梱包

犬も梱包

大人三人がかりで搬出
車に横たわるモラエス像。あたまに敷かれた座布団に愛をかんじるなあ・・・。



2013年1月22日火曜日

最近図書館に入荷したもの

まずは,先週の17日(木)に入荷した「BIGPAD」をご紹介。
簡単にいうと,パソコンとつながったホワイトボードです。
ここで書いたものは,ファイルに保存できるので,記録が楽々♪
勉強がはかどるぞ~。
プレゼンの練習なんかもできるので,ぜひ使ってみてください。
図書館1階グループワークコーナーにあります。附属物がなくなったら困るので,利用したい場合はカウンターで申し込んでもらうことにしています。ちょっと不便ですが,ながーく使いたいので,どうぞよろしく。

1/18 業者の方に職員向けの説明会を開いてもらいました。

1/21 図書館で開催された「スタディレスキューウィーク」でBIGPADが早速活躍中。










先生,使いこなしています・・・。

























さて,2点目は,モラエス原著。
1897年~1942年にポルトガルで発行された本を,古書で入手しました!
今まで,図書館にはモラエスの原著がなかったので,展示会をきっかけに資料を充実させることができて大変よかった。さっそく展示室に追加展示しました。


 ということで,図書館では新しいものも古いものもどんどん入荷中。これが図書館のいいところです。
なんたって「成長する有機体」ですから!

2013年1月10日木曜日

私が世界に!すすめる本

iPad授業で、今回出た課題は「世界に紹介したい本を3つ選び、ブログで紹介する」。

で,私が選んだのはこちら。

○宮澤賢治「貝の火」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1942_42611.html

宮澤賢治の童話の中でも短いものです。宮澤賢治の仏教思想が美しく表現されていると思います。はじめて読んだときは,結末の意味がわかりませんでした。大人になって読んだときには,この結末しかない,と思いました。自分の心の変化(成長?)を実感した一編です。
音の響きも美しいので,音読してみると楽しいかも。

○西岡常一「木のいのち木のこころ」1995年 草思社

図書館の所蔵箇所:本館2階東閲覧室 
請求記号:526.18||Ni||1

著者は法隆寺の宮大工。1000年の時を越えて伝承されてきたものを,後世に伝えていくのだという著者の矜持が伝わります。日本のものづくりはどのように継承されてきたのか,そして今何が忘れられようとしているのか,ということを考えさせられる本です。聞き書きなので,話が重複する部分もありますが,読みやすい本です。

○柳瀬尚紀「日本語ほど面白いものはない」2010年 新潮社

図書館の所蔵箇所:本館3階東閲覧室 
請求記号:810.4||Ya

言葉を自在にあやつる翻訳者が小学生に授業をしたときの実践記録。子どもはよいものを得れば驚くほど伸びる,ということがよくわかります。楽しんで学ぶ,という日本の教育で忘れられがちなことが,見事に実践されています。読んでいると自分も参加したくなります。



授業では紹介しませんでしたが,こちらを追加。

○吉村仁著 ; 石森愛彦絵 「素数ゼミの謎」2005年 文芸春秋

図書館の所蔵箇所:本館2階東閲覧室 
請求記号:486.5||Yo

絵本のような本ですが,もとは立派な学術論文です。アメリカで周期的に大発生するセミの謎を追及した研究をわかりやすく解説しています。数学と生物学のリンクが面白くて,ワクワクします。こんな研究をしたのが日本人だ,ということが面白かったので推薦。

2012年12月27日木曜日

図書館をビジュアルでお知らせするのだ

毎年,新入生オリエンテーションで図書館の使い方を説明しているのですが,その時に活躍するのが「利用案内ビデオ」。学生さんが実際に使っているシチュエーションを見てもらえるので,言葉だけの説明よりも退屈しないようです。
ところで,図書館は「成長する有機体」。利用者ニーズや新しいサービスに対応するため,どんどん中身が変わります。
そこで,今回,利用案内ビデオをリメークしました。前に作ったのが2011年3月なので,約2年でのリメークです。
出演は前回と同じメガフェプスの学生さんにお願いしました。

撮影の様子を私が撮影。

セリフ暗記中。。。

外で撮影。4月のオリエンテーションに使うので,季節は春のつもり。寒いけどコートは着ない!  

 

 出演のお二人以外に,ナレーションの方もいて,3人の学生さんに出演いただきました。
ありがとうございました!

2012年12月4日火曜日

これが宿題

iPad授業で,おすすめのTEDトークをブログで紹介せよ,との宿題が出た。
学生じゃないから宿題しなくてもよいかとも思ったが,半分受講生みたいなモンなので,まじめに(といっても期限切れてるけど)取り組んでみました。

私のオススメはこれ。

Becci Manson: (Re)touching lives through photos


東日本大震災での,写真修復ボランティア。国内で,数多くの人が写真修復にたずさわっていることは知っていたけど,こんなに世界中で,ネットを通じて支援を受けていたなんて,知らなかった。

仮設住宅を建てたり,新しい働き口を提供したり,といったハードな支援も大事ですが,そこにいたるまでの心を支えるのは,こういうソフトな支援なのかも知れないな・・・とあらためて感じた次第。

2012年11月28日水曜日

図書館資料も色々ありまして・・・

図書館資料の中に,マイクロフィルム,マイクロフィッシュ,というものがあります。
資料を電子的にストックできなかった時代,膨大な資料をどうにかしてコンパクトに,長期間保存したい,という思いから生まれた資料形態。
今,これが危機に瀕しています。マイクロ資料が劣化し,利用ができなくなるという現象です。
うちの図書館も,まさにこの状態で,保管している部屋にはいると強烈なお酢のにおいが・・・。このままでは資料にも体にも悪い。
そこで、劣化防止対策をとるべく、劣化状態の調査がはじまりました。
資料はマイクロフィルムが約4000本、マイクロフィッシュが約7000本。この大量の資料を、業者の方が搬出。
来年までかかる調査。劣化防止対策はその後に行います。持っている資料をちゃんと使える状態にし、利用者に届けるためには、長いスパンの作業が必要なときもよくあるのです。


ジュラルミンケースで搬出


マイクロ資料から出てきた酸の影響で、キャビネットにも錆びが・・・
この錆びが空中に舞うと、鼻に強烈な刺激臭が突き刺さります。

2012年11月22日木曜日

モラエスにふれる

講演会「語りでふれる文豪モラエス」は盛況のうちに終了しました。
音響効果も無事乗り切って、みな満足。

朗読のあとのディスカッションでモラエスの心情について質問があって、先生方も解説されていましたが、やっぱり朗読者の方の見方が一番しっくりきました。内面に取り込んで理解しているというか・・・。何事も、道を究めていくということは素敵ですね。

しかし、今回のディスカッションで一番よかったのは、総合科学部長の石川栄作先生のコメント。
「やっぱり、愛ですよ、愛!」
一気に場が和みました。

講演会のチラシはこちら。これも人気でした。